何
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- 何如
イカン
いかに、どのやうに。
- 何許
イヅコ
何の處。
- 何晏
カアン
字は平叔、三國の時、魏の宛の人、進の孫、魏の公主に尙す、姿容に美なり、少くして才の秀でたるを以て名を知らる、曹爽引きて散騎侍郎と爲す、侍中尙書に遷り、爵列侯を賜ふ、晏、夏侯玄等と、競ひて淸談をなす、天下の士大夫之を慕ひ、遂に流風を成して復制すべからず、論語集解の著あり。
- 何景明
カケイメイ
明の信陽の人、字は仲默、弘治の進士、詩・古文に工なり、李夢陽と共に復古の學を唱へ、天下翕然として之に從ひ、文體一變するに至る。
- 何首烏
カシユウ
薯イモの一種、多年生蔓草。
- 何紹基
カセウキ
淸の湖南道州の人、字は子貞、蝯叟と號す、道光の進士、編修に官し、書に工にして世の爲めに寶重せらる。
- 何郎
カラウ
梁の何遜をいふ、水部員外郎たり、故にいふ。
何晏をいふ。何晏を見よ。
- 何樓
カロウ
物の粗末なるをいふ。
- 何有
ナニカアラン
なんの難きことなし。
- 何必
ナンゾカナラズシモ
あながち、それのみに限らずとの義。
- 何居
ナンゾヤ
怪み問ふの辭。=何故ナニユヱ
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