伊藤東涯
伊藤仁斎の長子。
諱は長胤(ながたね)、通称は源蔵(げんぞう)、東涯は号。
また、別号として慥慥斎(ぞうぞうさい)。
博聞強記、芸術に深くよく文を属し、其の家学を継述。
元文元年七月十七日、六十七歳を以て没す。
私諡(しし)して紹述(しょうじゅつ)先生と曰(い)ふ。
- 生年
1670
- 没年
1736
過藤樹書院
江西書院聞名久。五十年前訓義方。今日始來絃誦地。古藤影掩舊茅堂。
江西(こうせい)書院(しょいん)名(な)を聞(き)く久(ひさ)し、五十年前(ごじゅうねんぜん)義方(ぎほう)を訓(おし)ふ。今日(こんにち)始(はじ)めて来(きた)る絃誦(げんしょう)の地(ち)、古藤(ことう)影(かげ)掩(おほ)ふ舊茅堂(きゅうぼうどう)。
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