- 注解
- *1口は祝祷を収める器の形で
(さい)、これを前にして巫女の祈る形が如、その手をかざして巫女の舞う形が若、それを神が受け入れるのが諾、匿は秘匿(ひとく)のところで信託を求めるをいう。
- *2言は神霊に誓って祈る言葉、音はそれに応答した神のおとづれ、諾はその祈りを承けた神の応諾、語は神霊を鎮める言葉、諺はことわざ、神霊にはたらきかける言葉。
- 備考
- #1諾(ゆる)す。承諾する。
- #2諾(こた)える。承諾して応答する。
- #3諾(うべな)う。同意する。承諾の返事。
- #4声符は若(説文解字)
- #5声符は若(じゃく)。若は諾の初文。若は歌舞して神意を承ける意。神の応諾するところを諾という。(字通)
- #6言+音符若それ、その。そうと承認する返事に用いる。やや間をおいて、考えて答えることをあらわす。言語行為なので、言印をつけた。(漢字源)
- #7字通