傷
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- 傷痍
シヤウイ
きず、けが。=創痍。
しょうい
傷つく。けがをする。
- 傷稼
シヤウカ
禾穀をそこなひやぶる。
しょうか
作物をそこなう。
- 傷害
シヤウガイ
いためそこなふ。
しょうがい
傷つけ害(そこな)う。
- 傷耗
シヤウカウ
そこなひへる。
しょうこう
そこない耗(へ)る。
- 傷寒
シヤウカン
傳染性のはげしき熱病、ちゃうちぶすの類。
しょうかん
熱病。今の腸チフスの類。
- 傷寒論
シヤウカンロン
醫書の名、漢の張機撰す、專ら傷寒の病を論ず、金匱要略と共に漢法醫の重んずる所とす。
しょうかんろん
傷寒(しょうかん)熱病を論ずる医書。
- 傷泣
シヤウキフ
かなしみなく。
しょうきゅう
傷(いた)み泣く。悲しみ泣くこと。
- 傷弓之鳥
シヤウキユウノトリ
前事に懲りて深く恐れて後事を警戒するに喩ふ。
しょうきゅうのとり
深く恐れるものに喩える。
- 傷禾
シヤウクワ
なへをそこなふ。=傷穀。
しょうか
穀物をそこなう。
- 傷悔
シヤウクワイ
いたみくやむ。
しょうかい
傷(いた)み悔やむ。
- 傷枯
シヤウコ
草木がそこなはれかれる(後漢書)
しょうこ
傷つき枯れる。
- 傷穀
シヤウコク
穀類をそこなひやぶる。=傷禾・傷稼。
しょうこく
穀物をそこなう。
- 傷魂
シヤウコン
心をいたましむ。=斷魂・傷神。
しょうこん
心をいためる。ひどく悲しむ。
- 傷嗟
シヤウサ
いたみなげく。=傷悲・悲歎・痛歎。
しょうさ
傷(いた)み嗟(なげ)く。悲しみ嘆くこと。
- 傷創
シヤウサウ
きずつく。又、きず。
しょうそう
きず。
- 傷愴
シヤウサウ
かなしみいたむ。=傷悲。
しょうそう
傷つき愴(いた)む。いたみかなしむこと。
- 傷慘
シヤウサン
うれひいたむ。
しょうさん
非常にかなしむ。
- 傷心
シヤウシン
こころをいたむ。=傷神。
しょうしん
心をいため悲しむ。
- 傷神
シヤウシン
こころをいたむ。=傷心・傷魂。
しょうしん
悲しみ傷つく。心がいたみ悲しい。
- 傷生
シヤウセイ
生命をきずつく。
しょうせい
生を傷つく。身をやぶる。
- 傷惻
シヤウソク
いたみかなしむ。
しょうそく
いたむ。
- 傷損
シヤウソン
やぶりそこなふ。
しょうそん
傷つけ損なう。
- 傷悼
シヤウタウ
なげきいたむ。=嘆悼。
しょうとう
悲しみなげく。
- 傷歎
シヤウタン
いたみなげく。=傷悲・悲歎。
しょうたん
傷(いた)み歎(なげ)く。かなしみなげくこと。
- 傷涕
シヤウテイ
かなしみなく。=傷泣。
しょうてい
傷(いた)み涕(な)く。
- 傷瘢
シヤウハン
きずあと。
しょうはん
傷痕。
- 傷煩
シヤウハン
心わづらはしくかなしむ。
しょうはん
煩(わずら)い傷つく。心がみだれてなやむ。
- 傷悲
シヤウヒ
いたみかなしむ。
しょうひ
傷(いた)み悲しむ。
- 傷風
シヤウフウ
病名。=鼻加答兒。
しょうふう
風邪。
- 傷憤
シヤウフン
いたみいきどほる。
しょうふん
傷(いた)み憤(いきどお)る。
- 傷兵
シヤウヘイ
戰爭に出てきずつきたる兵士。
しょうへい
戦争で負傷した兵士。
- 傷沴
シヤウレイ
やぶりそこなふ。=傷害。
しょうれい
傷(やぶ)り沴(みだ)る。みだれそこなう。
- 傷廉
シヤウレン
いさぎよき德をそこなひやぶる。
しょうれん
廉を傷(やぶ)る。廉直をそこなう。
- 傷敗
しょうはい
傷つき敗れる。
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