井
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- 井伊直弼
いいなおすけ
江戸末期の政治家。大老。彦根藩主。攘夷派を抑えて開国を断行するも、安政の大獄に激怒した水戸浪士により桜田門外にて暗殺。
- 井堰
ヰセキ
せき、田に注ぐ用水をせき止め又は加減する爲めに設けるせき。
- 井筒
ヰヅツ
ゐどがは、圓きもの。
- 井鼃
セイア
前條(井蛙)に同じ。
- 井蛙
セイア
井底蛙に同じ、蛙一に鼃に作る。
- 井鹽
セイエン
ゐどの水を汲み取りて製成するしほ、四川・雲南等の地に在り。
- 井桁
セイカウ
木を井字形に組みたるゐげた、又、井の上に架けし橫木。=井欄セイラン井幹。
- 井綆
セイカウ
つるべなは、ゐどのつるべの繩。=汲綆。
- 井幹
セイカン
ゐげた、幹は榦。=井桁。
- 井幹樓
セイカンロウ
ゐげたの形に組みたる樓。
- 井魚
セイギヨ
ゐどの中にゐる魚、井底蛙と同義。
- 井渫不食
- 井渫不㆑食
セイキヨケレドモクラハレズ
渫は潔、才能あれども明主に採用せられざるに喩ふ。
- 井陘
セイケイ
縣名、直隷省保定道に屬す。
山の名、井陘縣の東北に在り、四面高く、中央低く井の如し、故に名づく。
要隘の地の名、卽ち井陘口、亦井陘關・土門關といふ、呂覽の九寨の一、歷代要害の地とす。
- 井戶
セイコ
市中の家、古の市を爲す者は井邊に集る、故にいふ。
- 井宿
セイシユク
星のやどりの名、二十八宿中の南方朱雀のちちり星(史、天官書)
- 井井
セイセイ
さかひ目の正しき貌。又、事を作すに法度ある貌。=井然。
往來のつづく貌。=絡繹。
- 井泉
セイセン
ゐど。
- 井然
セイゼン
井井の前解に同じ。
- 井地
セイチ
井田に同じ。
- 井中視星
- 井中視㆑星
セイチユウホシヲミル
私心におほはるるときは、見るところ狹きに喩ふ。=坐井觀天。
- 井底蛙
セイテイノア
井の底のかはづ、見解の小なるに喩ふ、世閒知らず。=井蛙・管見。
- 井田
セイデン
殷周二代の田制、九百畝の田地を九等分して井形となし、周圍を八家に分ちて各之を耕さしめ、中央を公田とし、八家共に力を合せて之を耕して、其の收穫を官に貢ぐ。
- 井目
セイモク
碁盤の目の上に打ちし點、すべて九つありて井字形をなす、劣者打つに先ちてこの點に石を置く。=制目・聖目ヒジリメ
- 井闌
セイラン
ゐげた。=井欄・井幹。
せいらん
井桁(いげた)。木で井の形に組んだもの。
- 井欄
セイラン
前條(井闌)に同じ。
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