漢字
説文解字
音韻
書体
- 楷書
参考文献:::墐
- 備考
- #1声符は堇(きん)。堇は飢饉のとき巫を焚いて祈る
(かん)の形に従う。墐は行き倒れの道殣(どうきん)を埋める意。〔詩、小雅、小弁(しょうはん)〕に「行(みち)に死人有るときは 尚ほ之れを墐むる或(あ)り」とみえる。このような枉死者はおそるべき呪霊をもつものとされ、鄭重に埋葬し、墐塗してその霊のさまようことを防いだ。〔説文〕十三下に「塗るなり」(小徐本)とするが、〔小弁〕の〔毛伝〕に「路の冢(塚)なり」、その〔疏〕に「埋蔵の名のみ」とするように、塚に塗りこめることが原義である。(字通)