無
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- 無何
- 無㆑何
イクバクモナシ
まもなし。
- 無一毫差
- 無㆓一毫差㆒
イチガウノサナシ
少しの閒違もなし。唐書、崔咸傳「夜分輒決㆑事、裁剖精明、無㆓一毫差㆒」
- 無一可
- 無㆓一可㆒
イツノカナルナシ
一つとして取りどころなし。後漢書「如㆑此僕亦無㆓一可㆒耶」
- 無倦
- 無㆑倦
ウムコトナカレ
始終勤め行ひてうみおこたることなかれと戒むる辭。
- 無人色
- 無㆓人色㆒
ジンシヨクナシ
おそれて顏色を失ふ。
- 無他端
- 無㆓他端㆒
タタンナシ
別に他の奇策の端を發すべきものなし。
- 無他腸
- 無㆓他腸㆒
タチヤウナシ
心腸の内、他の惡意なし。
- 無他
- 無㆑他
タナシ
これより外にはなし。
- 無道人短無說己長
- 無㆑道㆓人短㆒無㆑說㆓己長㆒
ヒトノタンヲイフナカレオノレノチヤウヲトクナカレ
人の短所をいふべからず、己の長所をほこるべからず(崔瑗、座右銘)
- 無偏無黨
- 無㆑偏無㆑黨
ヘンナクタウナシ
中正にして公平なり。
- 無知
むち
知る無し。思慮がない。愚かである。
- 無道
むどう
道ならざる行い。悪行。
- 無明
むみょう
真理に暗い。真理を知らないという根源的な無知。煩悩の根源。
- 無二言
- 無㆓二言㆒
二ゲンナシ
一たび口より出せし言は決して違はざる義。
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