優
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- 優渥
イウアク
あまねく天子の恩澤を被る。
- 優異
イウイ
もてなしを衆人と異にする。
- 優優
イウイウ
ゆるやかに和ぐ貌。
- 優游
イウイウ
やはらぎてのどかなる貌、閑暇自得の意。=優閒・優遊。
ぐづぐづする貌、決斷力に乏し。=優柔。
- 優假
イウカ
あつくもてなす。=優待・優貸・寬待。
- 優洽
イウカフ
仁德があまねく十分にゆきわたる。
- 優閒
イウカン
ゆったりとして閒暇ヒマある貌。
- 優毅
イウキ
やさしくして心つよし。
- 優遇
イウグウ
優待に同じ。
- 優緩
イウクワン
ゆるやか。
- 優眷
イウケン
てあつきめぐみ。=深眷・隆眷。
- 優顯
イウケン
すぐれてあらはれる。
- 優厚
イウコウ
てあつし。
- 優倡
イウシヤウ
わざをぎ。=俳優。
- 優獎
イウシヤウ
てあつくほめすすめる。
- 優殊
イウシユ
特別にすぐれる。=優異。
- 優勝劣敗
イウシヨウレツパイ
まさるものは勝ち、おとるものは敗る、生存競爭、自然淘汰のさまをいふ。=弱肉强食・適者生存。
- 優勢
イウセイ
他のものよりも勢がすぐれてゐる、つよみがある。
- 優笑
イウセウ
座興を助ける者、たいこもち藝人の類。
- 優詔
イウセウ
てあつきみことのり、優渥なる詔。
- 優遷
イウセン
高き官位にうつる、榮轉する。
- 優然
イウゼン
ゆつたりとおちつく貌。=綽綽シヤクシヤク
- 優贍
イウセン
才智が十分に多し、贍は足る。
- 優先權
イウセンケン
他の者をさしおきて先づ手を下し得る權利。
- 優待
イウタイ
てあつくもてなす。=優遇。
- 優貸
イウタイ
てあつくもてなす。=優遇・優待・優假。
- 優待券
イウタイケン
特别のもてなしをなすべく規定せし招待券。
- 優待生
イウタイセイ
學業品行共に優等なる故を以て學校より、特別のあつかひを受け、授業料免除等の特典を與へられたる生徒。
- 優答
イウタフ
てあつき天子のこたへ、優渥なるお返事。
- 優長
イウチヤウ
すぐれ秀でる。=優等。
- 優寵
イウチヨウ
すぐれたるいつくしみ。
- 優等
イウトウ
他よりまさる。=優長・優級。
- 優哉游哉
イウナルカナイウナルカナ
從容として迫らざる義。
- 優報
イウハウ
ゆたかなる返事。=優答。
- 優美
イウビ
すぐれてうるはし、品よくうるはし。
- 優敏
イウビン
すぐれてさとし。
- 優普
イウフ
てあつくしてあまねし。
- 優便
イウベン
都合よろし。
- 優孟衣冠
イウマウノイクワン
人の外形のみ似て其の實なきをいふ。楚の優孟、孫叔敖の衣冠を著けたる故事。
- 優免
イウメン
寬大にしてゆるす、おほめにみる。
- 優裕
イウユウ
ゆたか、十分にある。
- 優伶
イウレイ
やくしや、伶は樂人。=優倡。
- 優劣
イウレツ
まさりおとり。=高下。
- 優憐
イウレン
てあつくあはれむ。
- 優曇華
ウドンゲ
三千年にして一たび花開く、この花開くときは金輪王出づといふ想像上の植物、轉じて極めて稀に有る事に喩ふ。
くさかげろふ蟲の卵。
- 優婆塞優婆夷
ウバソクウバイ
出家せずして佛弟子となりたる男子を優婆塞(善男子・淸淨士)といひ、女子を優婆夷(善女子・淸淨女)といふ。
- 優柔
ゆうじゅう
優しく柔らか。おだやか。
思い切りが悪い。煮え切らない。はっきりしない。
イウジウ
やさしくおとなし。
ぐづぐづする、きまりがつかぬ。=優游。
- 優遊
ゆうゆう
やわらいでのどか。
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