倉
- [1ページ目]
- 倉海
サウカイ
あをうみ。=滄海。
- 倉庚
サウカウ
うぐひす(鶯)
- 倉囷
サウキン
米ぐら。字解を見よ。
- 倉皇
サウクワウ
あわつ、にはか。=蒼黄・蒼皇・蒼惶。
- 倉頡
サウケツ
黄帝の史臣、始めて文字を造りし者。[*:許愼說文序「黄帝之史倉頡初造㆓書契㆒、依㆑類象㆑形故謂㆓之文㆒、其後形聲相益、卽謂㆓之字㆒、著㆓於竹帛㆒謂㆓之書㆒」
- 倉庫
サウコ
くら、倉は米ぐら、庫は器械を入るるくら。
- 倉公
サウコウ
漢代の名醫、史記に扁鵲倉公列傳あり。
- 倉穀
サウコク
くらに貯へたる穀物。=倉米。
- 倉倉
サウサウ
音律の響の形容。
- 倉粟
サウゾク
くらの中のもみ。
- 倉卒
サウソツ
にはか、あわつ。=倉猝。
- 倉儲
サウチヨ
くらの中のたくはへ。
- 倉頭
サウトウ
めしつかひ、小使。倉蒼音義通ず、古、賤者靑布を頭にまとひし故。=蒼頭。
倉廩を掌る者。
- 倉府
サウフ
倉は米ぐら、府は錢ぐら。
- 倉米
サウベイ
くらの中のこめ。
- 倉扁
サウヘン
倉公と扁鵲ヘンジヤクと、共に古代の名醫。史記に其の傳あり。轉じて名醫の稱とす。
- 倉庾
サウユ
こめぐら。
- 倉龍
サウリヨウ
たけ八尺以上の馬。=蒼龍。
- 倉廩實則知禮節
- 倉廩實則知㆓禮節㆒
サウリンミツレバレイセツヲシル
人は財產ゆたかにして、始めて禮義作法を知るとの義。
- 倉廩實而令圄空
サワリンミチテレイギヨムナシ
人は貧窮すれば已むを得ず、他人の物を盜めども、富有の身となれば、盜むことなければ、自然牢獄は空虛カラアキとなる。
- 倉兄
シヤウキヤウ
悲み憂ふる形容。=愴怳。
- 倉黄
そうこう
あわてふためくこと、落ち着かないさま。=倉皇・倉惶
サウクワウ
あわつる貌。
- 1ページ目