侯
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- 侯嬴
コウエイ
戰國時代の魏の隱士、年七十にして家貧なり、夷門の監者たり、魏の公子信陵君、趙の爲めに秦を伐たんとして侯生に謀る、生其の客朱亥を薦め、晉鄙を殺し其の兵を率ゐて趙を援け、遂に秦を破りて趙を存す。
- 侯畿
コウキ
侯服に屬する方五百里の地。
- 侯鵠
コウコク
まと、方十尺なるを侯といひ、四尺なるを鵠といふ。
- 侯禳
こうじょう
邪気を払う。
- 侯鯖
コウセイ
非常の珍味、よせなべ、ごもくずし。五侯鯖(八二頁二段)を見よ。
- 侯甸
コウデン
侯服と甸服と、近畿の地。
- 侯方域
コウハウヰキ
字は朝宗、雪苑と號す、河南商邱の人、明亡びて仕へず、性豪邁不羈、才を負ひ任俠にして氣を使ふ、文を以て一時に雄視す、魏叔子・汪苕文と、淸朝三家と稱せらる、其の文、才氣奔放よく其の人と爲りに似たり。
- 侯伯
コウハク
侯爵と伯爵と、大名たち、諸大名。
- 侯服
コウフク
禹貢の五服の第二、王城の周圍を去る五百里より一千里に至るの地、天子の斥侯セキコウとなりて服事する。
- 侯牧
コウボク
一封土の主となりて、民を牧ヤシナフする大名。
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