佩
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- 佩韋
ハイヰ
韋ナメシガハは柔かなるもの、之を帶びて性急の癖を矯めんとせし西門豹の故事によりて行を愼み、注意の深きにいふ。
- 佩恩
ハイオン
恩を蒙る、恩を感ずる。=荷恩。
- 佩香
ハイカウ
にほひぶくろ。
- 佩玖
ハイキウ
かざりにつくる美石。
- 佩魚
ハイギヨ
唐代、五品以上の官人のおびる魚形の袋の飾。
- 佩玉
はいぎょく
腰におびた玉。古代中国で身分の高い者が帯にかける飾り。
ハイギヨク
おびだま。
- 佩巾
はいきん
佩(お)びる巾(きれ)。腰の巾。
- 佩環
ハイクワン
古、身におぶる玉の輪。=環佩。
- 佩劍
ハイケン
佩刀に同じ。
- 佩弦
ハイゲン
弦は急キビしく張りたるもの、故に之を帶びて心のゆるやかなるを矯めし故事。前の佩韋を見よ。
- 佩紫
ハイシ
紫の印綬をおぶ。轉じて高官に任ぜらるるをいふ。
- 佩綬
ハイジユ
印のくみひもをおぶ。
- 佩翠
ハイスヰ
みどりの色をおびる。
- 佩刀
ハイタウ
腰におびるかたな。後漢の代、天子諸侯王公卿百官皆佩刀ありしこと、後漢書、輿服志に見ゆ。
- 佩服
ハイフク
身におびつける、佩用する。
心にとどめて忘れず、服膺する、心に悅服すること佩玉の身に在るが如き義。
- 佩紱
ハイフツ
印のひもをおぶ。轉じて官途につく義。
- 佩文韻府
ハイブンヰンプ
四百四十四卷、淸の聖祖康熙四十三年翰林の諸臣張玉書以下七十六人、勅を奉じて纂修す、韻によりて、成語を排列し詩家の用に供す、別に韻府拾遺百十二卷ありて合刻す。
- 佩文齋詠物詩選
ハイブンサイエイブツシセン
四百八十六卷、淸の聖祖の御選、天文・地理以下四百八十六類に分ちて古代より明代に至る詠物の詩を採錄す。
- 佩文齋書畫譜
ハイブンサイシヨグワフ
一百卷、淸の康熙帝の御定、論書十卷、論畫八卷、歷代帝王書二卷、同上畫一卷、書家傳二十三卷、畫家傳十四卷、以下收載頗る完備せり。
- 佩用
ハイヨウ
身に著け用ふる。
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