以
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- 以降
イカウ
このかた。=以來。
- 以外
イグワイ
これよりほか。以内の對。
- 以還
イクワン
このかた。=以降・以來。
- 以後
イゴ
これよりのち。以前の對。=爾後。
- 以上
イジヤウ
これよりかみ。以下の對。
- 以心傳心
イシンデンシン
心から心に傳へる、深奧なる理義は、言語にてあらはし難く、心にて悟るべしとの義。
- 以西
イセイ
これよりにし。
- 以前
イゼン
これよりまへ。以後の對。
- 以一簣障江河
- 以㆓一簣㆒障㆓江河㆒
イツキヲモチテコウガヲササフ
微力を以て大亂を救はんとするに喩ふ。簣は草にて作れる土を盛る器、もつこ。漢書、何武王嘉傳「武嘉區區以㆓一簣㆒障㆓江河㆒、用沒㆓其身㆒」
- 以一警百
- 以㆑一警㆑百
イツヲモチテヒヤクヲイマシム
小事を以て大事の戒となす。漢書、尹翁歸傳「其收㆓取人心㆒也、以㆑一警㆑百、吏民皆服」
- 以一知萬
- 以㆑一知㆑萬
イツヲモツテマンヲシル
一を推して萬理を知る義。荀、非相「以㆑近知㆑遠、以㆑一知㆑萬、以㆑微知㆑明」
- 以東
イトウ
これよりひがし。
- 以内
イナイ
これよりうち。以外の對。
- 以南
イナン
これよりみなみ。
- 以聞
イブン
天子に上奏する。
- 以北
イホク
これよりきた。
- 以來
イライ
それから、このかた。=爾來・以降。
- 以往
イワウ
これよりまへ、これよりさき。
- 以爲
オモヘラク
おもふには、おもふやうは。以の字一字にても同じ。
- 以人爲鑑
- 以㆑人爲㆑鑑
ヒトヲモツテカガミトナス
他人の善惡を見て自ら戒む。
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