介
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- 介意
カイイ
氣にかける。=介懷。
- 介介
カイカイ
心明かにして世俗と相容れざる貌。=耿耿・介介然・介然。
- 介殼
カイカク
カイコク
貝がら。=甲殼。
- 介居
カイキヨ
中閒にはさまり居る。
孤立してたすけなし。
- 介懷
カイクワイ
心にかける。=介意。
- 介圭
カイケイ
大いなる玉、圭は珪、天子の諸侯を封ずる時、賜はるしるしの玉。
- 介佐
カイサ
すけ、輔佐する。=介輔。
- 介士
カイシ
甲胄之士に同じ。
堅く心に守る所あるの士。=耿介之士。
- 介祉
カイシ
カイチ
大いなる幸福。=介福。
- 介貳
カイジ
つき添ひて助ける、介添カイゾヘ
- 介駟
カイシ
兵車につける武裝せし四頭立の馬。
- 介之推
カイシスヰ
春秋の時の人、晉の文公に從ひて出亡し、各國を歷遊し、十九年を經て文公國に還りて君となる、祿賜及ばず、之推母と緜山に隱る、公之を求むれども得ず、山を焚く、之推竟に死す。
- 介者
カイシヤ
甲胄を著けたる兵士。=介胄之士。
- 介錯
カイシヤク
介抱する。
切腹の時、傍に附き添ひて、首を切る、又、其の人。
- 介壽
カイジユ
長壽を助くる、人の壽を祝するに用ふ。
- 介紹
カイセウ
なかだち、紹介する。
- 介石
カイセキ
自ら節義を守ること石よりも堅し。
- 介然
カイゼン
しばらくの閒、暫時。
孤立の貌、固く守りて化せざる貌。
物がはさまりて氣にかかる貌。
- 介添
カイゾヘ
助けて事をなす人。
嫁入りの時につき添ひて、世話する女。
- 介胄
カイチウ
- 介胄生蟣蝨
- 介胄生㆓蟣蝨㆒
カイチウキシツヲシヤウズ
蟣はしらみの子、蝨はしらみ、戰爭の久しきにわたる義(漢書、嚴安傳)
- 介胄之士
カイチウノシ
よろひかぶとを著けたる兵士。=介者。
- 介冑
かいちゅう
よろいとかぶと。甲冑。
- 介蟲
カイチユウ
甲殼を有する蟲の總稱。=甲蟲。
- 介弟
カイテイ
介は大、貴寵の大弟。
- 介獨
カイドク
前條(介特)に同じ。
- 介特
カイトク
ひとりぼち、孤立して助なし、又、其の人。
- 介馬
カイバ
よろひを著けたるうま、武裝せし軍馬。
- 介抱
カイハウ
たすけいだく、保持する
看病する。
- 介擯
カイヒン
應接を掌る者、しやうばんやく、介は客のつき添、擯は主人の方の世話役、共に主客の閒に立ちて取次を爲す者。擯一に儐に作る。
- 介夫
カイフ
甲胄をつけたる兵士。=介士。
- 介婦
カイフ
そばめ、よめいりの時、新婦に付き添ひて世話する女、介添の女。
衆婦の義。
- 介福
カイフク
大いなるさいはひ。
- 介僻
カイヘキ
心がひがみて俗人と氣が合はぬ。
- 介輔
カイホ
つき添ひて助ける。=介佐。
- 介立
カイリツ
ひとりだち、孤立して助なし。=獨立。
はさまり居る。=介居。
- 介鱗
カイリン
貝類と魚類と。
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