乞
- [1ページ目]
- 乞骸骨
がいこつをこう
辞職を願う、辞職すること。
- 乞假
キツカ
いとまを請ひて休息する、假は暇の古字。
- 乞丐
キツカイ
こじき。=乞人・乞匄。
求め乞ふ。
- 乞骸
キツガイ
乞身に同じ。=乞骸骨
- 乞匄
キツカイ
前條(乞丐)に同じ。
- 乞巧
キツカウ
陰曆七月七日の夕、卽ち七夕に牽牛・織女の二星を祭るに、女兒五色の絲を捧げて手藝の上達を禱るをいふ、我國にて乞巧奠とて、天平勝寶七年始めて淸涼殿の庭にて行はる。
- 乞巧奠
キツカウテン
陰曆七月七日の夕、牽牛・織女の二星を祭り、裁縫の上達を禱る儀、ほしまつり。前條(乞巧)參看。
- 乞巧棚
キツカウホウ
たなばたを祭るたな。
- 乞巧樓
キツカウロウ
東京夢華錄「唐時京師七夕、貴家多結㆓綵樓于庭㆒、謂㆓之乞巧樓㆒」
- 乞言
キツゲン
老人に善言の敎を乞ふ。
- 乞兒
キツジ
乞丐に同じ。=乞人。
- 乞士
キツシ
僧の別稱、梵語の比丘は其の義乞士と爲す、上は諸佛に法を乞ひて惠命を資益し、下は施主に食を乞ひて色身を資益するが故。
- 乞借
キツシヤ
求めて借る。=乞貸。
- 乞食人
キツシヨクジン
こじき。=乞人・乞丐。
- 乞身
キツシン
辭職を乞ふ、仕ふる者は身を委ユダねて君に事ふ、故に致仕を乞身といふ。=乞骸骨。
- 乞人
キツジン
こじき。=乞兒。
- 乞貣
キツトク
求めて借る、貣は貸、貸の音タイの時はかす。=乞貸・乞借。
- 乞米帖
キツベイテフ
法帖の名、唐の顏眞卿の書。
- 1ページ目